診療科・部門のご紹介

消化器科

診療科紹介

 
 消化管、肝臓、胆道・膵臓をはじめとする消化器疾患全般を、常勤医師5名により診療しています。

 1.外来診療

  ●初診:月~金 (予約制)
  ●再診:月~金 (予約制)
  ●内視鏡的処置:月〜金
  ●肝臓外来:水・午後(出張診療医)

2.外来検査

ⅰ.上部消化管内視鏡検査:月〜金

 通常観察のほか、色素内視鏡検査、超音波内視鏡検査も随時施行しています。
 また、Helicobacter pyloriに対する各種検査 (検鏡法・培養法・ウレアーゼテスト・尿素呼気試験・血清抗体測定、 いずれも施行可能です)、除菌治療に関しても積極的に行っています。

ⅱ.下部消化管内視鏡検査:月〜金

 通常観察のほか、hot biopsy、polypectomy、EMRをはじめとした内視鏡治療も積極的に行っています。

ⅲ.カプセル内視鏡

 原因不明の消化管出血に対し、積極的にカプセル内視鏡による精査を行っています。

ⅳ.腹部超音波検査:月〜金

 通常検査のみ行っています。

Ⅴ.消化管X線検査:月〜金

 ※外来検査は、緊急以外はすべて予約制としています。

3.入院診療

 当科では、それぞれの症例のQOL向上にもっとも寄与する治療法の選択を基本としています。

 i.消化管疾患

 各消化管癌に対する内視鏡治療(EMR、ESD)を積極的に行っていますが、これに固執することなく、外科と連携し最も適切な治療法を選択しています。
 また、手術不能な悪性消化管狭窄に対してはステント留置を行っています。
 消化管出血に対しては、積極的に緊急内視鏡を施行し、内視鏡的止血術を行っています。

 ii.肝疾患

 非常勤医師の協力により、肝臓外来で慢性肝疾患の診療を行っています。
 肝腫瘍に対しては、外科、放射線科と連携しながら診断・治療を行っています。

iii.胆道・膵疾患

 総胆管結石症に対しては、EST,EPBDによる採石術を行っていますが、 症例によりPTCS,ESWLを選択しています。
 悪性胆・膵疾患の診断には積極的にERCPによる生検・細胞診およびEUS-FNAを行っています。
 また悪性胆道閉塞に対してはERBDや症例によってはEUS-BDを行いQOL改善を目指しています。

Ⅳ.消化管悪性腫瘍に対する化学療法

 最新のエビデンスを基に、それぞれの症例に適切な化学療法を入院(および外来)にて行っています。

Ⅴ.栄養療法・緩和ケア

 消化器科疾患では、栄養障害を有する症例が数多く見られます。できる限り治療が奏功するよう、またQOLに寄与するような栄養療法を目指しています。
 また、がん性疼痛の緩和は、治療開始より積極的に行っており、緩和が困難な場合や精神的ケアを必要とする症例については、緩和ケアチームと連携して治療にあたっています。

最近の診療実績

◆2017(H29)~2021(R03)年 (1月~12月)

症例 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
上部消化管内視鏡検査(治療を含む) 2,867 2,948 3,013 2,709 2,918
内視鏡的粘膜切除術(EMR)胃
8 23 16 45 9
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)食道・胃・十二指腸
69 77 51 55 62
内視鏡的胃瘻増設術(PEG)
43 65 49 68 39
下部消化管内視鏡検査(治療を含む)
1,874 1,875 1,881 1,683 1,800
内視鏡的粘膜切除術(EMR)大腸
435 618 836 714 765
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)大腸
22 11 14 27 30
消化管出血止血術 83 78 92 94 103
消化管ステント留置術 食道・胃・十二指腸 19 28 28 35 26
消化管ステント留置術 大腸 13 27 27 20 36
カプセル内視鏡検査 12 10 14 12  18
膵胆道系内視鏡検査(治療を含む) 247 254 257 331 360
EUS(観察のみ) 21 42 53 68 79
EUS-FNA 19 45 52 43
胆管ステント留置術 98 122 136 172 178
乳頭括約筋切開術(EST)/乳頭拡張術(EPBD) 139 114 123 180 184
経皮経肝胆道ドレナージ術(PTCD) 6 10 6 6 4
経皮経肝胆嚢ドレナージ術(PTGBD) 24 24 14 20 41
CVポート作成
8 11 16 20 33
肝動脈化学塞栓療法(TACE) 32 25 21 23 21

学会施設認定

 ・日本消化器内視鏡学会指導施設
 ・日本消化器病学会関連施設

スタッフ

医師名 山田 貴裕 / YAMADA , Takahiro / 1992(H4)卒
役職 部長(内視鏡担当)
専門 消化管及び胆・膵領域、外科一般
認定 ・一般社団法人 日本外科学会 専門医
・一般社団法人 日本消化器外科学会 認定医 
・一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本静脈経腸栄養学会 TNT
・臨床研修指導医
医師名 竹中 淳雄 / TAKENAKA , Atsuo / 1996(H8)卒
役職 医長
専門 消化器一般、内科一般
認定 ・一般社団法人 日本内科学会 認定内科医
・日本静脈経腸栄養学会 TNT
医師名 原田 威德 / HARADA , Takanori / 2010(H22)卒
役職 医長
専門 消化器一般、内科一般
認定 ・一般社団法人 日本内科学会 認定内科医
・一般社団法人 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
・一般社団法人 日本消化器病学会専門医 
・一般社団法人 日本消化器内視鏡学会専門医
医師名 宮垣 亜紀 / MIYAGAKI , Aki / 2011(H23)卒
役職 医長
専門 消化器内科一般、内視鏡治療
認定 ・一般社団法人 日本内科学会 総合内科専門医
・一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 内視鏡専門医
・一般社団法人 日本消化器病学会 消化器病専門医
医師名 栗林 豊 / KURIBAYASHI , Yutaka / 1997(H9)卒
役職 医長
専門 消化器一般

※外来診療につきましては、毎週水曜日の午後に京都大学から竹田治彦医師(2006年卒)の派遣をいただき、肝臓専門
 外来の出張診療を行っています。
※内視鏡検査等につきましては、野田消化器科クリニックから野田昌男医師(1988年卒)、京都大学より村本雄哉医師(2012年卒)、安田宗司医師(2012年卒)、藤井洋佑医師(2015年卒)、中山真之介医師(2015年卒)の応援をいただき、診療を行っています。