東新棟(仮称)他整備事業
1.基本方針
県北部の基幹病院であり、地域唯一の救命救急センターを有する当院において、コロナ禍で顕在化した諸課題への対応(高度急性期病床の不足、感染症への設備面での対応)や救急患者の増加による救急スペースの狭隘化への対応が急務となっています。
本事業において、地域の人々の安全と安心を守るため、高度かつ最適な医療提供の継続に向けて、東新棟(仮称)を建設し既存本館と一体的に再整備を行います。
①但馬医療圏域で不足する高度急性期病床の拡充
- 東新棟にICU10床(全室個室)を整備
- 既存本館の再編整備
(ICU8床+HCU12床⇒ECU8床+HCU8床)
※稼働病床数 18床→26床 実質8床増
②パンデミック時の対応強化
- 一般外来とは分離した感染専用の外来診察室等の整備
- 新設するICU(10床)の全室個室化
③県北部唯一の救命救急センターの機能拡充
- 救急搬送患者の受け入れ機能の拡充(初療室拡張等)
- ハイブリッドER、ハイブリッド手術室の新設
④がん診療連携拠点病院としての機能充実
- 化学療法室の拡充(10床→15床)
2.フロア図
1階
2階
3階
3.事業スケジュール
4.整備事業費
総事業費 95億円