3月6日(火)、県立生野高等学校で開催された「卒業生の話を聞く会」に参加しました。
本イベントは、生野高校が実施されるキャリア教育のひとつで、
同校の卒業生との座談会を通し、将来の進路について考えることを目的とする会です。
当日は、現在大学等で勉強されている学生の方や、仕事に就かれている方10名程が来校し、
それぞれの分野のお話し等をされました。
当院は今回「看護を目指す人へ(先輩からのアドバイス)」との演題を頂いておりましたので、
同校の卒業生で、現在公立豊岡病院看護部に所属する看護師が出席しました。
会場に入ってまず驚いたことは、医療系の仕事を目指す方の数の多さです。
座談会を2回行いましたが、1・2年生約150名のうち、なんと40名近くの方が
当院の話を聞きに来てくれました。
看護師だけでなく、理学療法士等になりたいと希望されている方もいました。
医療系の職業は根強い人気がありますね。
当院看護師からは、仕事内容や、やりがい等、看護の仕事について紹介したほか、
看護師になろうと思ったきっかけや、そのために高校時代にどんな勉強をしたか、
大学生活ではどんなことに力を入れたか等、高校生の皆さんの興味のある事柄について
お話をしました。
1回20分という短い時間ではありましたが、十分に魅力を伝えられたかと思います。
会の終了後にも、たくさんの方が質問に来てくれました。
専門学校と大学ではどっちに進学したほうがいいですか?とか
国家試験の前にはどれくらい勉強しましたか?とか
病院に幽霊っているんですか?とか・・・
ドクターヘリ、ドクターカーのことや、看護師奨学金への質問もありましたよ。
今回も、看護や医療系の職種を目指す方のお手伝いができ、本当にうれしく思います。
私たち、豊岡病院組合の願いは、この地域の医療を自分たちの力で守っていくということです。
この地域の未来の医療を守るのは、他の誰でもなく、ここで育ってきた皆さんなのです。
看護や医療の仕事はとても大変です。でもとても素晴らしい仕事です。
もし、今後、色んな選択肢の中からこの進路を選ばれたときには、今の気持ちを忘れずに
頑張っていって欲しいと思います。
私たちは、皆さんの夢が実現を応援しています!
当病院組合ではこれからもこのような活動を通しまして、
看護職等医療職を目指す方へのお手伝いを進めてまいります。