8月18日（木曜日）、兵庫県養成医学生のための「地域医療夏季セミナー2022inひょうご」が開催され、出石医療センターでは8名の医学生様を受け入れました。今年は3年ぶりの現地開催ということで、医学生の皆様に、実際の病院内の雰囲気を味わっていただきました。
　このイベントは兵庫県養成医学生の皆様に対して地域医療に触れる機会を提供するため、神戸大学大学院地域医療教育学部門・兵庫県地域医療支援センターが主催となり、県内10地区に分けて開催され、但馬地域での開催の一環として、当医療センターにて研修を行っていただきました。
　研修では、西岡顯病院長、高田京加医員、光丸誠紘医員が当地域における出石医療センターの役割や診療の特色、また地域に密着した病院で総合診療に従事するやりがいや充実感についてプレゼンを行いました。また、高田医師の診療風景や訪問診療などの動画を紹介させていただきました。その後、医師と医学生様との活発な意見交換が行われ、盛況のまま幕を閉じました。
　わずかな時間ではございましたが、医学生様には将来、医師となってから臨床現場で活躍されるお姿を想像いただき、そして当地域における診療の特徴を体感していただけたのでは、と感じています。
　今回ご参加いただきました医学生の皆様が将来、医師として出石医療センターにてご勤務いただき、私たちとご一緒できる日を楽しみにしています。
　夏休みの貴重な時間を費やしてご参加いただきました医学生の方々、そしてご協力いただきました関係者の皆様方に、心より感謝を申し上げます。