朝来医療センター薬剤部は、地域の中核病院の薬剤師として、患者様に安全・安心な医療をお届けするために、薬学的知識を生かしたチーム医療への参画（病棟薬剤業務、薬剤管理指導業務、癌化学療法、感染対策、褥創対策、ＴＤＭ）、調剤、無菌製剤業務、ＤＩ業務など様々な業務を行っています。

• 薬剤師数：５名
• 認定実務実習指導薬剤師：２名
• １日外来患者数：１７６人（H28.7-9）
• 院外処方せん発行率：９９％
• １日院外処方箋枚数：１２４枚
• １日入院処方箋枚数：３９枚（H28.7-9）
• １日注射処方箋枚数：入院３９枚　外来３７枚（H28.7-9）
• 主な薬剤部関連施設基準

　　　　薬剤管理指導料、病棟薬剤業務実施加算、外来化学療法加算２、無菌製剤処理料

（1）安全で安心な薬物療法を提供する。

（2）職能を活かしてチーム医療に貢献する。

（3）迅速で適正な薬剤情報を提供する。

（4）高度医療に対応できる薬剤師を育成する。

（5）地域の医療機関・薬局と連携を図り地域医療に貢献する。

入院処方箋の調剤、及び処方箋内容についての監査・疑義照会、持参薬の鑑別・登録などを中心に行なっています。薬の相互作用や副作用、用量、他科との重複などのチェックを行い、患者様に適した形で調剤して、お薬をお渡ししています。

主な機器：調剤支援システム（処方・注射監査、薬袋・ラベル・説明書発行、散薬監査・計数調剤チェックシステム、持参薬管理）、全自動錠剤分包機、散薬分包機、軟膏混合機 
　　

入院患者様への注射薬個人セット払い出し、処方監査（投与量・投与方法・投与期間・配合変化など）を行っています。また、高カロリー輸液、生物学的製剤（抗リウマチ薬）等のミキシングをクリーンベンチで行っています。

主な機器：クリーンベンチ 
　　　　

癌化学療法チームの一員として、レジメンチェックから抗癌剤ミキシング、患者様への指導に至るまでトータルで関わっています。主な業務は癌化学療法のプロトコール管理、化学療法施行患者のレジメン、検査値チェック、抗癌剤のミキシング（外来・入院化学療法の全部）、外来・入院患者への服薬指導です。

主な機器：抗癌剤混注監査支援システム、安全キャビネット（ＣＬＡＳＳⅡtypeB２）
　　

病棟での薬剤の管理、持参薬の鑑別、処方支援、医薬品情報・副作用情報の収集・提供等の病棟薬剤業務を行っています。また、入院患者様の病室までお伺いし、お薬の効能・使用方法・注意点などの説明を行い、相互作用の確認、副作用の回避や軽減に努めています。患者様の治療が安全に行なわれるように薬剤師として専門的な知識を活用しながら、チーム医療の一員として治療に参加しています。

主な機器：服薬指導支援システム

薬剤部は薬に関する全ての情報の窓口となり、情報を収集・管理・提供することにより、医薬品の適正使用及び安全確保のために努めています。また、薬剤部のホームページ、電子医薬品集により院内だけでなく、調剤薬局等外部への情報発信も行っています。

公立朝来医療センター薬剤部ホームページ（医療機関・調剤薬局向け、登録制）

http://www.toyookahp-kumiai.or.jp/modules/yakuzai_asago/

ID・パスワードの発行依頼は下記メールアドレスへお願いします

yakuzai.asago@toyookahp-kumiai.or.jp

主な業務：医薬品情報の収集・管理・提供、ＴＤＭ、副作用情報収集・報告、薬剤部ホームページ・電子医薬品集管理

医薬品の購入・保管管理・各部門への供給について、安全に無駄なく効率的に使用できるように管理を行っています。

主な機器：薬品管理システム（薬品購入管理、麻薬管理、血液製剤管理）

医師・看護師・他のスタッフとともに、癌化学療法、栄養管理、褥創対策、院内感染対策、医療安全対策などの一員として、薬剤師の立場で患者様の治療に参加し、医療安全に寄与しています。

当院薬剤部では、薬学６年制教育における参加型実務実習を、平成29年度より受け入れ予定です（３期制、１期１～２名）。実務実習モデルカリキュラムは全て単独で網羅しています。
 

薬学部の学生、薬剤師志望の高校生を対象に、病院見学の申込を随時受け付けています。
詳しくは当院薬剤部までご連絡ください。
見 学 日　：　月曜日〜金曜日（祝日、年末年始、休診日を除く） 
見学時間　：　9:00〜16:00　　電話番号　：　079-672-3999（代表）